作品解説
『KIL』(大阪アジアン映画祭出品)のニック監督の2本目。少年時代の仲間たちがUFOを映画を探そうと再集結。ケンカをしながらも旅を続ける、青春ロードムービー風のインディーズ映画撮影日誌。シャリファ・アマニ(『細い目』)のカメオ出演など、オマージュに満ちた“お楽しみ”も。
アジアの未来
ノヴァ ~UFOを探して~
Nova [ Terbaik Dari Langit ]
監督:ニック・アミール・ムスタファ
ワールド・プレミア
10/28 17:45- 10/29 13:20-
109分 マレー語 Color, Black & White | 2013年 マレーシア |
作品解説
『KIL』(大阪アジアン映画祭出品)のニック監督の2本目。少年時代の仲間たちがUFOを映画を探そうと再集結。ケンカをしながらも旅を続ける、青春ロードムービー風のインディーズ映画撮影日誌。シャリファ・アマニ(『細い目』)のカメオ出演など、オマージュに満ちた“お楽しみ”も。
あらすじ
駆け出しの映画監督バーグは15年前の高校時代にUFOを見たと信じている。彼はかつての同級生のイジャム、トーユ、アリ、それに女優のタマゴのソフィア・ジェーンを巻き込んでSF映画を撮ろうと計画し、5人はUFOが出るという場所をめざして撮影旅行に出かける。イジャムとアリは高校時代の諍いが尾を引いて反目し、内気なトーユはソフィア・ジェーンに惹かれ、バーグは麻薬中毒が嵩じて幻想を見るようになっている。それぞれ問題を抱えた彼らは首尾よく映画を完成することができるのか。そしてUFOは出現するのか…。高校時代と現在を往還する、ノスタルジー感覚に溢れたインディーズ映画撮影の青春ロードムービー。シャリファ・アマニ(『細い目』)が芸能マネジャー役でちょっぴり出演するのも見どころ。ニック・アミール・ムスタファ監督は、デビュー作の『KIL』(13)が大阪アジアン映画祭で上映されるなど、マレーシアの新鋭として注目されている。なお、原題の“Nova”とは天文学の用語で、急に光を増して輝きはじめる「新星」の意味。
◆監督メッセージ
長編1作目の後、私は自分の心に焦点を当てた映画を撮りたいと思いました。マレーシア人としてのルーツを作品に反映させたかったのです。全寮制の学校へ通っていた私は当時の仲間のこと、そして彼らとの友情がどのように芽生えたかを思い出しました。ちょうど社会に適合しなければならないプレッシャーを受け、自分の主義主張が試されている時でもありました。その時、私はマレーシアの映画制作の状況について発言しなければと思ったのです。このような考えがあったので、私は強い意志を持ってこれらのテーマに挑みました。こうして本作は誕生したのです。
●東京国際映画祭オフィシャルニュース 映画.com ニュース
⇒ 10/30:「ノヴァ」監督とキャストがマレーシア映画産業の実情を語る
○オフィシャルレポート
→11/12:「自分を偽らない、ありのままでいる」アジアの未来『ノヴァ ~UFOを探して~』-10/28(火):Q&A
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN6
10/28 17:45 - (本編109分)
登壇ゲスト(予定):Q&A:ニック・アミール・ムスタファ(監督)、トゥアン・ファイザル・アズミ・トゥアン・コブ(プロデューサー)、ジョルダン・チアム(撮影監督)、ブロント・パラレー(俳優)、イエディル・プトラ(俳優)、ナディヤ・ニサー(女優)、シャリファ・アマニ(女優)、アメルル・アフェンディ(俳優)、メガト・シャリザル(俳優/プロデューサー)
登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN1
10/29 13:20 - (本編109分)
登壇ゲスト(予定):Q&A:ニック・アミール・ムスタファ(監督)、トゥアン・ファイザル・アズミ・トゥアン・コブ(プロデューサー)、ブロント・パラレー(俳優)、イエディル・プトラ(俳優)、ナディヤ・ニサー(女優)、シャリファ・アマニ(女優)、アメルル・アフェンディ(俳優)、メガト・シャリザル(俳優/プロデューサー)
登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
残席状況
◎:余裕あり △:残りわずか ✕:インターネット、電話受付、劇場窓口ともにチケット発売が終了しております。
購入方法
※完売した上映であっても、状況により追加販売を行う可能性がございます。
10/11(土)・12:00より販売開始
インターネット受付:フィーチャーフォン、スマートフォン、PCからで購入可能(ticket boardサイトでの会員登録が必要)
受付時間:10/11(土)12:00~10/31(金)最終上映開始後20分まで
電話受付:0570-060-506(PHS/IP電話:0986-30-4037) オペレーター対応
受付時間:10/11(土)~10/26(日)10:00-20:00(10/11のみ12:00-20:00)上映5日前まで受付
※電話受付で購入された場合は発券手数料が別途かかります。
10/23(木)・24(金)より販売開始
劇場窓口:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ:10/23(木)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 日本橋会場のチケットも購入できます。
劇場窓口:TOHOシネマズ 日本橋:10/24(金)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 六本木会場のチケットも購入できます。
※完売した上映につきましては当日券のご用意はございません。
※チケットの払い戻し・交換・再発行はいたしません。
※オープニング、クロージング、特別招待作品のチケット購入はお一人様2枚までとさせていただきます。
※東京国際映画祭での上映はTOHOシネマズシネママイレージの加算対象外になります。
※東京国際映画祭のチケットは六本木ヒルズおよびコレド室町の駐車券サービス対象外となります。
※東京都青少年の健全な育成に関する条例により18歳未満の方は23時から翌朝4時までの劇場への出入りは禁止となっております。
保護者同伴の場合も同様です。
初長編作品『KIL』(13)は2013年のマレーシア・スクリーン・アワードで最優秀作品賞・最優秀脚本賞・最優秀助演女優賞を受賞。さらに現在、マレーシア映画祭2014で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀助演女優賞・最優秀撮影賞・最優秀編集賞・最優秀音響賞・最優秀美術賞にノミネートされている。
ブロント・パラレー
イエディル・プトラ
アメルル・アフェンディ
メガト・シャリザル
ナディヤ・ニサー