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第27回東京国際映画祭

コンペティション

ザ・レッスン/授業の代償

The Lesson [ Urok ]

監督:クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ

ヒューマンドラマ サスペンス

アジアン・プレミア

10/28 18:05- 10/29 14:30- 10/30 21:00-

111分 ブルガリア語 Color | 2014年 ブルガリア=ギリシャ | 

作品解説

小学校の教室で生徒のお金が盗まれた。担任の女教師は何度も盗んだ生徒に申し出るように促すが、犯人は出てこない。家に帰ると、夫の借金が突然判明し、彼女は返済に追われることになってしまう…。本作は、おカネのモラルを教えている本人が金銭トラブルに巻き込まれていく皮肉な状況を、緊張感たっぷりに描く人間ドラマである。実際の事件から着想を得て作られたという脚本が巧みであり、事態が悪化していく中で、打つ手が全て裏目に出てしまう時の焦燥感が手に取るように伝わってくる。これが長編デビューとは思えないほど、ふたりの監督は映画におけるリアルなサスペンスのあり方を徹底的に研究しており、観客の心を掴んで離さない。女教師の災難のドラマである一方で、経済に支配される現代社会の矛盾という普遍的要素が底流する物語でもあり、世界のどこでリメイクしても通用する内容である。日常に隣接した出来事の意外な展開をリアリズムで描く手腕に長けた、期待の新人コンビの誕生である。

●東京国際映画祭オフィシャルニュース 映画.com ニュース
⇒ 11/1:「ザ・レッスン」で長編劇映画デビューを果たした監督が主演女優と語る
⇒ 10/28:「ザ・レッスン」主演女優・マグリタ・ゴシェバ「ブルガリアにも希望はある」

○オフィシャルレポート
→11/13:「本当に隅に追いやられてしまうと、正しい選択をできるようなオプションがない」コンペティション『ザ・レッスン/授業の代償』-10/30(木):Q&A
→11/12:「一番インスピレーションを受けたのが、先生が銀行を襲ったというところ」コンペティション『ザ・レッスン/授業の代償』-10/28(火):Q&A

 
スケジュール/チケット作品情報

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN7

10/28 18:05 - (本編111分)

Q&A

登壇ゲスト(予定): ペタル・ヴァルチャノフ(監督/脚本/プロデューサー/編集)、マルギタ・ゴシェヴァ(女優)


登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

一般料金 ¥1300(税込)

学生料金:1000円(税込)|学生当日料金:500円(税込)

チケット受付>終了

TOHOシネマズ 日本橋 SCREEN6

10/29 14:30 - (本編111分)

一般料金 ¥1300(税込)

学生料金:1000円(税込)|学生当日料金:500円(税込)

チケット受付>終了

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN1

10/30 21:00 - (本編111分)

Q&A

登壇ゲスト(予定): ペタル・ヴァルチャノフ(監督/脚本/プロデューサー/編集)、マルギタ・ゴシェヴァ(女優)


登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

一般料金 ¥1300(税込)

学生料金:1000円(税込)|学生当日料金:500円(税込)

チケット受付>終了

残席状況

◎:余裕あり  △:残りわずか  ✕:インターネット、電話受付、劇場窓口ともにチケット発売が終了しております。


購入方法

※完売した上映であっても、状況により追加販売を行う可能性がございます。


10/11(土)・12:00より販売開始

インターネット受付:フィーチャーフォン、スマートフォン、PCからで購入可能(ticket boardサイトでの会員登録が必要)

受付時間:10/11(土)12:00~10/31(金)最終上映開始後20分まで


電話受付:0570-060-506(PHS/IP電話:0986-30-4037) オペレーター対応
受付時間:10/11(土)~10/26(日)10:00-20:00(10/11のみ12:00-20:00)上映5日前まで受付

※電話受付で購入された場合は発券手数料が別途かかります。


10/23(木)・24(金)より販売開始

劇場窓口:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ:10/23(木)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 日本橋会場のチケットも購入できます。
劇場窓口:TOHOシネマズ 日本橋:10/24(金)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 六本木会場のチケットも購入できます。


※完売した上映につきましては当日券のご用意はございません。

※チケットの払い戻し・交換・再発行はいたしません。

※オープニング、クロージング、特別招待作品のチケット購入はお一人様2枚までとさせていただきます。

※東京国際映画祭での上映はTOHOシネマズシネママイレージの加算対象外になります。

※東京国際映画祭のチケットは六本木ヒルズおよびコレド室町の駐車券サービス対象外となります。

※東京都青少年の健全な育成に関する条例により18歳未満の方は23時から翌朝4時までの劇場への出入りは禁止となっております。
保護者同伴の場合も同様です。


監督
クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ

クリスティナ・グロゼヴァはブルガリア・ソフィア生まれ。ソフィア大学でジャーナリズムの学位を取得。ペタル・ヴァルチャノフはソフィアの国立演劇映画芸術アカデミーで映画とテレビについての学位を取得。ふたりはドキュメンタリー“Parable of Life”(10)と短編映画“Jump”(12)を共同監督している。本作はふたりの長編劇映画デビュー作である。

スタッフ
監督/脚本/プロデューサー : クリスティナ・グロゼヴァ
監督/脚本/プロデューサー/編集 : ペタル・ヴァルチャノフ
プロデューサー : マグデレナ・イリエヴァ、コンスタンティーナ・スタヴリアヌー、レナ・ヴギウカルー
撮影監督 : クルム・ロドリゲス
美術 : ヴァニナ・ゲレヴァ
キャスト

マルギタ・ゴシェヴァ
イヴァン・ブルネフ
イヴァン・サヴォフ
イヴァンカ・ブラトエヴァ
デヤ・トドロヴァ
ステファン・デノリュボフ

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