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コンペティション

マイティ・エンジェル

The Mighty Angel [ Pod Mocnym Aniołem ]

監督:ヴォイテク・スマルゾフスキ

ヒューマンドラマ

アジアン・プレミア

10/24 14:30-   10/27 21:10-   10/31 12:00-   

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110分 ポーランド語 Color | 2014年 ポーランド | 

作品解説

成功を収めている作家が、自分のアルコール依存症体験を語る。自らが収容された施設での他の患者たちのエピソードを交え、底辺でもがく人間たちの心の闇を描くドラマ。
『失われた週末』(45)や『リービング・ラスベガス』(95)など、アルコール依存症と作家(後者は脚本家)を描いた名作は多いが、本作もその系譜に連なる作品である。原作小説はフィクションではあるが、作者は愛飲家で知られ、自身の体験が多少なりとも反映されていると推察される。本作の描写の過激度は突出しており、時に正視が辛いほど露悪的である。しかし、『ダーク・ハウス/暗い家』で09年の東京国際映画祭に参加したスマルゾフスキ監督の映像感覚は冴えを増しており、依存症に陥る過程や、そこから脱しようとする苦しみを描くことで人間の本質に迫ろうとしながらも、映像的なカタルシスを追求する姿勢は徹底している。時制を頻繁に入れ替え、微細に編集を繋ぎ、時間の感覚を失ってしまった劇中の人物たちと同じような感覚に観客を誘う。過激に見えながらも人間の心の脆い部分を丁寧に紡ぎ、愛の力に希望を託しつつ、人間の闇に真正面から向き合い、圧倒的な強度を備えた作家映画である。

●東京国際映画祭オフィシャルニュース 映画.com ニュース
⇒ 10/30:アルコール依存をリアルに描くポーランド映画監督「老若男女、貧富も関係ないすべての人間の問題」

○オフィシャルレポート
→11/11:「一番の狙いは、直線的な時間というものをなくしてしまうという事でした。」コンペティション『マイティ・エンジェル』-10/27(月):Q&A
→10/28:「どんな作品であっても挑発しなければいけない。軽いテーマで映画を作ることにはまったく興味がないのです。」公式インタビュー コンペティション 『マイティ・エンジェル』
→10/27:「この映画は、実際は私についての映画です。」コンペティション『マイティ・エンジェル』10/24(金):Q&A

スケジュール/チケット作品情報

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN6

10/24 14:30 - (本編110分)

Q&A

登壇ゲスト(予定): Q&A: ヴォイテク・スマルゾフスキ(監督/脚本)、ヤツェック・ジェハック(プロデューサー)


登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

一般料金 ¥1300(税込)

学生料金:1000円(税込)|学生当日料金:500円(税込)

チケット受付終了

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN7

10/27 21:10 - (本編110分)

Q&A

登壇ゲスト(予定): ヴォイテク・スマルゾフスキ(監督/脚本)、ヤツェック・ジェハック(プロデューサー)


登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

一般料金 ¥1300(税込)

学生料金:1000円(税込)|学生当日料金:500円(税込)

チケット受付終了

TOHOシネマズ 日本橋 SCREEN6

10/31 12:00 - (本編110分)

一般料金 ¥1300(税込)

学生料金:1000円(税込)|学生当日料金:500円(税込)

チケット受付終了

残席状況

◎:余裕あり  △:残りわずか  ✕:インターネット、電話受付、劇場窓口ともにチケット発売が終了しております。


購入方法

※完売した上映であっても、状況により追加販売を行う可能性がございます。


10/11(土)・12:00より販売開始

インターネット受付:フィーチャーフォン、スマートフォン、PCからで購入可能(ticket boardサイトでの会員登録が必要)

受付時間:10/11(土)12:00~10/31(金)最終上映開始後20分まで


電話受付:0570-060-506(PHS/IP電話:0986-30-4037) オペレーター対応
受付時間:10/11(土)~10/26(日)10:00-20:00(10/11のみ12:00-20:00)上映5日前まで受付

※電話受付で購入された場合は発券手数料が別途かかります。


10/23(木)・24(金)より販売開始

劇場窓口:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ:10/23(木)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 日本橋会場のチケットも購入できます。
劇場窓口:TOHOシネマズ 日本橋:10/24(金)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 六本木会場のチケットも購入できます。


※完売した上映につきましては当日券のご用意はございません。

※チケットの払い戻し・交換・再発行はいたしません。

※オープニング、クロージング、特別招待作品のチケット購入はお一人様2枚までとさせていただきます。

※東京国際映画祭での上映はTOHOシネマズシネママイレージの加算対象外になります。

※東京国際映画祭のチケットは六本木ヒルズおよびコレド室町の駐車券サービス対象外となります。

※東京都青少年の健全な育成に関する条例により18歳未満の方は23時から翌朝4時までの劇場への出入りは禁止となっております。
保護者同伴の場合も同様です。


監督
ヴォイテク・スマルゾフスキ

脚本家兼監督としてポーランドで絶大な人気を誇る。いままでの長編映画はポーランドで合計250万人以上の観客を動員し、批評家からも絶賛された。これまでの作品は“Traffic Department”(13、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、サンセバスチャン国際映画祭、マール・デル・プラタ国際映画祭)“Rose”(ワルシャワ映画祭受賞作)『ダーク・ハウス/暗い家』(TIFF09出品)“The Wedding”(04、カルロヴィ・ヴァリ映画祭イースト・オブ・ザ・ウェスト賞、ロカルノ映画祭若手審査員賞)など。

スタッフ
監督/脚本 : ヴォイテク・スマルゾフスキ
プロデューサー : ヤツェック・ジェハック
撮影監督 : トマシュ・マデイスキ
音響 : ヤツェック・ハメラ
美術 : ヤグナ・ヤニツカ
衣装 : カタジナ・レヴィンスカ
メイク : エヴァ・ドゥロービェツ
編集 : パヴェウ・ラスコフスキ
音楽 : ミコワイ・トシャスカ
キャスト

ロベルト・ヴィエンツキェヴィチ
ユリア・キヨフスカ
アダム・ヴォロノヴィチ
イヴォナ・フショウクフナ
レフ・ディブリク
ヤツェック・ブラチャック

関連サイト
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第26回 東京国際映画祭(2013年度)