作品解説
女による女のためのR-18文学賞の受賞作、朝香式原作の「マンガ肉と僕」(新潮社刊)の映画化。舞台を京都に、女優兼プロデューサーとしてアジア・インディーズ映画界のミューズ・杉野希妃が長編監督初挑戦。
アジアの未来
R-18文学賞 vol.3
マンガ肉と僕
Kyoto Elegy
監督:杉野希妃
ワールド・プレミア
10/26 11:00- 10/28 11:00-
©吉本興業
94分 日本語 Color | 2014年 日本 |
作品解説
女による女のためのR-18文学賞の受賞作、朝香式原作の「マンガ肉と僕」(新潮社刊)の映画化。舞台を京都に、女優兼プロデューサーとしてアジア・インディーズ映画界のミューズ・杉野希妃が長編監督初挑戦。
あらすじ
4月の京都。気が弱く引っ込み思案の青年ワタベは、活気に溢れる大学になじめず、孤独な日々を送っていた。一方、同大学の熊堀サトミは、その太ったみすぼらしい容姿から、周囲の学生に嘲笑されていた。そんなサトミを差別することなく接してくれる唯一の存在がワタベだった。その優しさにつけ込んだサトミは、彼の自宅に転がり込み、寄生し、やがてワタベを奴隷のように支配しようとする。そんななか、ワタベはバイト先で知り合った菜子に惹かれていく。また、ふとしたきっかけからサトミの過去の断片を知ることになる。
◆監督メッセージ
本作は、ある青年が3人の女と出会う8年間の遍歴を描く恋愛映画だ。「女が男に嫌われるために太る」という捻ったモチーフに出会い、そこに現代社会の歪みを投影したいと思った。異性の目を気にして自分を変えるということは、本来の自分らしさを捨てることになるのではないだろうか。では、誰の価値観にも左右されず、自分らしくあるということはどういうことなのだろう。そんなあるがままの自分を受け入れることがどれだけ難しいことなのか、私も知っている。私たちは私たちが生み出す他者への固定観念によって、生き辛くなってはいないだろうか。社会が作る理想は、時に差別を産み出す。そんな食物連鎖のような社会の縮図を描きたかった。
●東京国際映画祭オフィシャルニュース 映画.com ニュース
⇒ 10/26:杉野希妃監督、徳永えり「何でもします」に恐縮しきり
○オフィシャルレポート
→11/10:「20キロくらい本当に太ろうかと思った」アジアの未来『マンガ肉と僕』-10/28(火):舞台挨拶、Q&A
→11/10:「特殊メイクをしているときの私はかなり凶暴だったような気がします(笑)」アジアの未来『マンガ肉と僕』-10/26(日):Q&A
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN6
10/26 11:00 - (本編94分)
登壇ゲスト(予定): 舞台挨拶: 杉野希妃(監督/プロデューサー)、ちすん(女優)、徳永えり(女優)
Q&A:杉野希妃(監督/プロデューサー)
登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN5
10/28 11:00 - (本編94分)
登壇ゲスト(予定): 舞台挨拶: 杉野希妃(監督/プロデューサー)
Q&A:杉野希妃(監督/プロデューサー)
登壇ゲストや上映時刻は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
残席状況
◎:余裕あり △:残りわずか ✕:インターネット、電話受付、劇場窓口ともにチケット発売が終了しております。
購入方法
※完売した上映であっても、状況により追加販売を行う可能性がございます。
10/11(土)・12:00より販売開始
インターネット受付:フィーチャーフォン、スマートフォン、PCからで購入可能(ticket boardサイトでの会員登録が必要)
受付時間:10/11(土)12:00~10/31(金)最終上映開始後20分まで
電話受付:0570-060-506(PHS/IP電話:0986-30-4037) オペレーター対応
受付時間:10/11(土)~10/26(日)10:00-20:00(10/11のみ12:00-20:00)上映5日前まで受付
※電話受付で購入された場合は発券手数料が別途かかります。
10/23(木)・24(金)より販売開始
劇場窓口:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ:10/23(木)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 日本橋会場のチケットも購入できます。
劇場窓口:TOHOシネマズ 日本橋:10/24(金)-31(金)各日9:30より
※上記の劇場窓口で東京国際映画祭 六本木会場のチケットも購入できます。
※完売した上映につきましては当日券のご用意はございません。
※チケットの払い戻し・交換・再発行はいたしません。
※オープニング、クロージング、特別招待作品のチケット購入はお一人様2枚までとさせていただきます。
※東京国際映画祭での上映はTOHOシネマズシネママイレージの加算対象外になります。
※東京国際映画祭のチケットは六本木ヒルズおよびコレド室町の駐車券サービス対象外となります。
※東京都青少年の健全な育成に関する条例により18歳未満の方は23時から翌朝4時までの劇場への出入りは禁止となっております。
保護者同伴の場合も同様です。
1984年広島出身。慶應大学在学中に留学先の韓国で女優デビュー。『歓待』(10)や『おだやかな日常』(12)等、女優兼プロデューサーとして、国内外で脚光を浴びる。東京国際映画祭や台北映画祭で杉野希妃特集が組まれるほか、エジンバラ、ロッテルダムなど多くの国際映画祭に審査員として招待される。初監督作の本作が東京国際映画祭、監督第2作『欲動』が釜山国際映画祭でワールド・プレミア上映される。
三浦貴大
杉野希妃
徳永えり
ちすん
大西信満
太賀
徳井義実