第27回東京国際映画祭では、本年初めて日本の伝統芸能の発信地である「歌舞伎座」と融合した特別上映イベントを実施します。
今年映画デビュー100周年を迎え、今なお愛され続ける“世界の喜劇王”チャールズ・チャップリン。1889年、彼がこの世に誕生した年はまさに歌舞伎座が初めて開場した年でもあります。日本びいきで有名な彼がこよなく愛したものこそ「歌舞伎」でした。
来日の際にも、実際に歌舞伎座を訪れていることが記録にも残っています。また、その一方でチャップリンの名作『街の灯』をアメリカで見て感銘を受けた歌舞伎関係者が帰国後、歌舞伎の世話物として「蝙蝠の安さん」という作品を歌舞伎座で上演したと言われています。
 
本イベントでは、国内外からのゲストを多数迎え、歌舞伎俳優による舞踊、チャップリンの『街の灯』を特別上映いたします。
※今回のイベント時の演目は「蝙蝠の安さん」とは別のものになります。
 

 
上映日：2014年10/27(月)：時間未定
上映作品：『街の灯』
喜劇王チャールズ・チャップリンが贈る感動の人間ドラマ。目の不自由な女性を救うため、チャーリーがドタバタの騒動を展開！喜劇王チャールズ・チャップリンが、トーキー化の波にあえて抗うように作り上げた渾身のサイレント映画。
監督：チャールズ・チャップリン
出演：チャールズ・チャップリン、ヴァージニア・チェリル、フローレンス・リー
（1931年／株式会社KADOKAWA）