アジアの未来/作品賞 審査委員
キャメロン・ベイリー
トロント国際映画祭アーティスティック・ディレクター
<プロフィール>
トロント国際映画祭アーティスティック・ディレクター。同映画祭の作品選定における方向性の決定と実行を統括する。また、カナダ映画産業と世界の映画界との関係維持の一翼を担っている。
ジェイコブ・ウォン(王庆锵)
香港国際映画祭キュレーター
<プロフィール>
香港国際映画祭キュレーター、香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラムディレクター。同フォーラムはブリランテ・メンドーサ、パク・チャヌク、ツァイ・ミンリャン、是枝裕和らの企画を支援してきた。また、ベルリン映画祭のアジア作品も担当している。
ヤン・イクチュン
映画監督/俳優
<プロフィール>
韓国では俳優としても多くの作品に参加し、2009年に監督・主演した初の長編映画『息もできない』を発表。同作はロッテルダム国際映画祭タイガー・アワードをはじめ世界各国で40以上の映画賞を受賞。日本でも東京フィルメックス最優秀作品賞・観客賞W受賞など、インディペンデント映画としては異例の記録を達成。
国際交流基金アジアセンター特別賞
審査委員
佐藤忠男
日本映画大学学長/映画評論家
<プロフィール>
1930年、新潟県生まれ。日本を代表する映画評論家であり、アジア映画研究の先駆者。 最初の著書「日本の映画」(56)以後、100冊を超える著書を発表している。紫綬褒章をはじめ受賞・受章多数。
安藤裕康
国際交流基金 理事長
<プロフィール>
外交官として、在ニューヨーク総領事(大使)、駐イタリア特命全権大使等を歴任。首相官邸では総理秘書官、内閣官房副長官補を務める。2011年10月より、国際交流基金理事長として、外国との文化交流に取り組んでいる。
日本映画スプラッシュ/作品賞
審査委員
クリスチャン・ジュンヌ
カンヌ映画祭代表補佐
<プロフィール>
カンヌ映画祭オフィシャルセレクションのディレクター、代表補佐。20年以上、カンヌと共に歩む。これまでに審査員を務めた映画祭は、シネマラヤ国際映画祭、釜山国際映画祭、ドバイ国際映画祭、バンコク国際映画祭、ムンバイ映画祭、香港国際映画祭など多数。
熊切和嘉
有限会社ニコロ/映画監督
<プロフィール>
デビュー作『鬼畜大宴会』(97)でベルリン映画祭パノラマ部門招待、タオルミナ国際映画祭グランプリ受賞。以降、発表する作品が数々の映画祭に選出され国内外で最も注目を集める監督のひとり。近年の作品に『海炭市叙景』(01)『夏の終り』(13)など。最新作『私の男』(14)は、モスクワ国際映画祭グランプリ受賞。
トニー・レインズ
フィルムメイカー/映画評論家/キュレーター
<プロフィール>
東アジアの映画に造詣の深いフィルムメイカー、映画評論家、キュレーター。ロンドンを拠点に活動。バンクーバー国際映画祭とロンドン映画祭のプログラミングをはじめ、釜山国際映画祭とロッテルダム国際映画祭にも携わる。中国、日本、韓国映画に関する著書もある。主な作品に“New Chinese Cinema”“The Jang Sun-Woo Variations”など。2004年に川喜多賞受賞。