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2014.09.30
[更新/お知らせ]
「庵野秀明の世界」:アマチュア・庵野秀明 上映作品詳細

10/24(金)
Open 19:15/Start 19:45
TOHOシネマズ 日本橋 SCREEN7にて上映:
 
アマチュア・庵野秀明
Early Works : HIDEAKI ANNO
 
追加上映決定!
宇部高美術部作品集(2005年再現版)(1978)
ナカムライダー(2005年再編集版)(1978)
レーゾー庫を開けたら戦車がとび出した!!(2014年新撮版)(1980)
TEA TIME(2014年再現版)(1981)
パワードスーツ! 装甲強化服(1981)
 
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【上映作品詳細】
宇部高美術部作品集(2005年再現版)(1978)
[庵野秀明]監督、作画、撮影
 
山口県立宇部高校在学時に庵野が美術部の部費を使って制作したセルアニメ等をまとめていたフィルム。「ヤマト」のアニメーションは庵野が高校2年生の時に教科書の余白以外に、初めて描いた作画である。その次に描いたのがメカや爆発。庵野の作品世界の原初がここにあるといえる。爆発カットは庵野が作画と同時に彩色している。短編セルアニメの「UBEKOUSEI」は高校3年時の文化祭で発表され、庵野は監督や主な作画等を担当。上映されるのは、1978年から1979年当時の無声フィルムに2005年、新たに音を付けた改作版。
 
仕切り線
 
ナカムライダー(2005年再編集版)(1978)
[庵野秀明]監督、出演
 
高校3年の庵野が、生徒会長・中村彰正氏を主役に監督・出演した短編実写作品。美術部の文化祭発表用として部費で作られた。好きな要素を凝縮し、写真コマ撮りやフィルムのスクラッチ(シネカリ)等の画面効果を駆使し、即興による本人の感覚だけで自在に構成された映像は、庵野の特撮実写作品の出発点と言える。上映されるのは、2005年に庵野が再編集した改作版。
 
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ことわざ辞典 へたな鉄砲も数うちゃあたる!(1979)
みず(1980)
空中換装(1980)
[庵野秀明]監督、作画、撮影
 
浪人時代の庵野が監督・作画したペーパーアニメ。バイトで貯めた貯金で上京した際にPAF(プライベートアニメーションフェスティバル)のはらひろしのペーパーアニメ作品に衝撃を受け、アニメはセルで描くものという固定観念を捨て去り、紙にマジックを使って作画する手法で、79年夏と80年早春に2作品を制作した。作画枚数を気にすることなく実線だけで自在に描かれた映像は、庵野の作画作品の出発点と言える。「空中換装」は、「みず」を制作した際、余ったフィルムの端尺を有効活用すべく遊びで作ったもの。切り取った写真とセル画の単純なコマ撮りだが、放電エフェクトと記号化されたガンダムが庵野らしい。
 
仕切り線
 

バス停にて…(2014年再現版)(1980)
アマチュア・庵野秀明
[庵野秀明]監督、作画
 
大学入学初期の庵野が監督・作画したペーパーアニメ。「ファーストピクチャーズショー」という学内上映会用に作り発表した。上映されるのは、当時のフィルムは未発見の為、現存していた原画をデジタル撮影し同じ音を付けた再現版。
 
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レーゾー庫を開けたら戦車がとび出した!!(2014年新撮版)(1980)
[庵野秀明]監督、作画
 
大学1年生の庵野が作画したペーパーアニメ。アニメ研究Ⅰの提出作品として描かれた描き送りのパラパラアニメを本特集上映用にデジタル撮影した。規定の制作実習用の作品なので、既成の動画用紙に描かれている。
 
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じょうぶなタイヤ! SHADOタイヤ(1980)
アマチュア・庵野秀明
[庵野秀明]監督、作画、撮影
 
大学1年生の庵野が監督・作画したペーパーアニメ。年間制作実習の提出作品として制作された。スズキフロンテ360SSが、山口県警のパトカーや芸大バス(通称)を踏み潰しながら疾走する動きを、リアクションにこだわった緻密な作画で描いた映像は、庵野のエフェクトアニメーターとしての原点と言える。
 
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ウルトラマン(2014年オリジナル再現版)(1980)
[庵野秀明]総監督、出演
 
CM集の中の1本として作られた「じょうぶなタイヤ! SHADOタイヤ」と同時期に、「CMだけじゃなく番組もあった方が面白いから」と庵野が監督等をし、実習課題ではなく自主的に個人制作した短編実写作品。少ない仕送りをやりくりして作られ、爪楊枝入れのフタを使った自作のカラータイマーだけを着けた記号的なウルトラマンを庵野が演じている。これも庵野の特撮実写作品のもうひとつの出発点と言える。
※チラシでは修正版での上映を告知しておりましたが、オリジナル版の素材が発見された為、オリジナル再現版(オリジナル版を元に音声等修正を加えた版)での上映となります。

自主制作映画「ウルトラマン」は、株式会社円谷プロダクションの同名作品の意匠を借りた作品であり、原作の著作権は同社が有しています。

 
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TEA TIME(2014年再現版)(1981)
[庵野秀明]監督、作画
 
大学2回生時の課題であるファーストピクチャーズショー用に庵野が監督・作画したペーパーアニメ。当時のフィルムは未発見のため、今回上映されるのは現存していた原画をデジタル撮影し音を付けた再現版。
 
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パワードスーツ!装甲強化服(1981)
[庵野秀明]監督、作画
 
DAICONⅢ実行委員会からオープニングアニメの制作を依頼された後、庵野が実際にパワードスーツを描いたリピート作画がまともに動いているかどうかを検証する為に撮影されたラインテストフィルム。
 
仕切り線
 
帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令(1983)
アマチュア・庵野秀明

©DAICONFILM 「帰ってきたウルトラマン」原作 ©円谷プロ

[庵野秀明]総監督、出演、デザインワークス
 
「DAICON Ⅳ」のプロモーション活動の一環としてDAICON FILMが制作し、この作品の作業で忙しくなり大学に行かなくなった庵野が企画・総監督等を担当したアマチュア特撮作品。本作もウルトラマンを庵野が演じている。精巧なミニチュアセットへのこだわり、ヒーローが真に守るべきものについて、一種のタブーに挑戦したそのハードなストーリーなど、「ウルトラマンシリーズ」への深い洞察と愛情に満ちた意欲作となった。映像的感性も含め本作品は、庵野の監督作品の原点と言える。

自主制作映画「帰ってきたウルトラマン」は、株式会社円谷プロダクションの同名作品の意匠を借りた作品であり、原作の著作権は同社が有しています。

 
※作品により映像・音声が必ずしも良好でない場合がございます。予めご了承下さい。

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