特別招待作品『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の上映前に、俳優の相葉雅紀さん、女優の榮倉奈々さん、ハン・ヒョジュさん、俳優の生田斗真さん、犬童一心監督の舞台挨拶が行われました。
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司会:第27回東京国際映画祭特別招待作品、ワールドプレミアになります。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』、舞台挨拶を行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。今日は海外からのお客様もたくさんいらっしゃっておりますので。ワールドプレミアになりました。今のお気持ちを踏まえましてみなさんからまず、挨拶をいただきたいと思います。まずは主人公、光役の相葉雅紀さんです。
相葉雅紀さん(以下、相葉さん):本日はお忙しい中みなさんありがとうございます。この冬、このクリスマスにぴったりの映画が出来たんじゃないかと思います。今日はよろしくお願いします。
司会:ワールドプレミアで海外の方もたくさんお客様でいらっしゃってるということでお気持ちは?
相葉さん:Thank you very much. ありがとうございます。
司会:ありがとうございました、続きましてご挨拶いただきたいと思います、ヒロイン杏奈を演じました榮倉奈々さんです。
榮倉奈々さん(以下、榮倉さん):光の幼馴染を演じさせてもらいました、榮倉奈々です。クリスマスに向けてきっと恋がしたくなるような、そんなかわいい映画に出演できてすごくうれしかったです。よろしくお願いします。
司会:榮倉さんも東京国際映画祭は考えて見ますと、犬童監督の『のぼうの城』も含めますと3回目ということで、どうですか?
榮倉さん:そうなんです、前回一緒に。なんだか、作品によって・・・
犬童一心監督(以下、監督):全然違うよね?
榮倉さん:はい。
監督:あの時オレ兜かぶってたしね。
榮倉さん:そうなんですよ。監督らしからぬ(笑)
司会:榮倉さん、東京国際映画祭にたくさん来ていただいて、ありがとうございます。
榮倉さん:ありがとうございます。
司会:続きましてご挨拶をいただきたいと思います、今回ソヨンを演じていらっしゃいます、ハン・ヒョジュさんです。
ハン・ヒョジュさん(以下、ヒョジュさん):こんにちわ、テ・ソヨン役を演じた、ハン・ヒョジュです。心が温かくなる映画です。よろしくお願いします。
司会:ありがとうございました、続きましてご挨拶いただきたいと思います。北山を演じました、生田斗真さんです。
生田斗真さん(以下、生田さん):どうも。みなさん、ようこそお越しくださいました。生田斗真です。この映画の中で山下達郎さんの『クリスマス・イブ』がかかるんですけれども、ボクもこの映画を観て山下達郎さんの『クリスマス・イブ』がかかったとき、ゾワゾワって鳥肌がたつような思いをしました。きっとこれは家族で見ても楽しめる映画だと思いますので、ご両親やお子さんを誘って楽しく観ていただけたらなと思います。よろしくお願いします。
司会:ありがとうございました。そしてこの映画の監督になります、犬童一心監督です。
監督:監督をしました犬童です。この映画はクリスマスの街でみると、更にキラキラと違う魅力が感じられる映画になっていると思うので、みなさん、街がクリスマスになってきたら、もう一度見てください。
司会:ありがとうございました。さて、この作品なんですが4人の男女の片思いが交錯しながら、なかなか自分の思いを伝えられないというのが一つのテーマになっていて、とてもそれが切ないんです。そこで、みなさん共通の質問をしようと思います。今日ここにいらっしゃる共演者の方、もしくは監督に撮影中には言えなかった、この人のこんなところに胸がキュンとした、ステキ、かわいいと思ったってことなんですが、ソコを告白していただきたいと思います。ここはやっぱり主演であります、相葉さんからお願いしたいと思います。
相葉さん:ココロがキュンとした、そうですね。斗真かな。もちろんキュンとするところ、女優さんにはたくさんあるのですが。ただ、斗真は撮影に入ってすぐにボク、誕生日を迎えたばっかりだったんですけども、「相葉ちゃん、これ、使って」って言って、ベンチコートをくれたんですよ。寒い撮影だったから、すごい助かって、キュンキュンしました。
司会:どうですか、生田さん。告白されて。
生田さん:キュンとしますね。
監督:それ、肩にはかけてくれなかったの?
相葉さん:いや、そこまではしてくれないところが良いんです、また。
司会:キュンとする話、ありがとうございました。では続いて、榮倉奈々さんお願いします。
榮倉さん:キュンというよりは、やった!と思ったことなんですけど。相葉さんって全然私生活が見えないっていうか、裏の顔を絶対見せてくれないんです。このまんまだから。だけど、照れちゃうようなシーンのときに、凄い緊張が伝わるくらい手をギュって握られて。その時の私の手がこうなちゃった(ぎゅっと手を握って見せながら)くらい、緊張してたのが、やった!って思って。
相葉さん:そうですね、シャイです。
司会:ありがとうございました。では続きまして、ハン・ヒョジュさん、お願いします。
ヒョジュさん:映画の中で、テ・ソヨンと光(相葉さんの役名)君が初めて会うシーンを撮る日が本当に寒かったんです。本当に寒かった日ですけれども、「あ!」という音が聞こえて、顔を上げたら、光君が鼻水を・・・。あ、鼻水が!と言ったら、全然感覚がないって言いました。この人はホントに純粋な方だなと思って、キュンとしました。
相葉さん:はい、ピュアボーイです。
司会:では、生田斗真さん、お願いします。
生田さん:はい、この後しゃべり辛いな(笑)。あの、ボクが演じた北山と、ソヨンの回想シーンというのが映画の中に出てくるんですが、そこは台詞も何もないので、ただのイメージカット的に撮るので、アドリブで好きなように喋ってください、好きなように動いてください、という撮影だったんです。そのときにヒョジュさんと何話せばいいかな、昨日何食べた?とかそういうくだらない話をしていたんだけど、突然彼女がボクの手をとって、ボクが手を怪我していたので。その手をとって、どうしたの大丈夫?と、傷をこうやって撫でたんですよ。かわいい、と思って。あのカット使われてますよね?このカット、今からご覧になる皆さんは見られるので。かわいいって思っちゃった。
司会:どうですか、ハン・ヒョジュさんは。
ヒョジュさん:ありがとうございます。うれしいです。
司会:ありがとうございます。では犬童一心監督は、どんなところがキュンとされましたか。
監督:いっぱいそういうところがあると思うんですけれど、ボクはまだ撮影を始める前に、北山の役を誰にするのがいいのかとかあるわけです、キャスティングをしていて。生田君とかいいんじゃないかとなる訳ですよ、その時にきっと忙しいし、同じ事務所だし、頼んでも断られるんじゃないかっていうのもあるじゃないですか。分からないから、聞かないと。そしたら、出てくれるって聞いたときに、キュンとしました。やっぱり友情だなと思って。相葉さんと生田さんの友情、それを感じて、それでちょっとキュンとしました。
待ち時間でも二人で並んで話してると、年月を感じましたね。不思議な年月というか、そんないつもしょっちゅう会ったり出来るわけじゃないじゃない。たまたまソコに一緒にいるときに、歴史?まぁ年月だよね。それが出てて、二人が一緒にいると。それにもキュンとした。
相葉さん:(生田さんを見ながら)17年くらい?18年くらい?一緒にいますもんね。
司会:どうもありがとうございました。ひとつお知らせがございます。今日はここでワールドプレミアになるわけですが、ひとつステキなお話しがあります。日本では(2014年)12月22日公開が決まっています。アジア各国からのオファーが殺到しましてすでに韓国・台湾・香港での公開が決定しました。アジアで公開されるわけですがどんなお気持ちでしょうか。
相葉さん:コンサートでも嵐としていったことのある場所ですし、そんなところでまた、映画が公開されるということは、より多くの方にご覧いただきたい作品なので、凄く嬉しいです。ありがとうございます。
司会:ほんとうにおめでとうございました。このワールド・プレミアで、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が上映されます。では最後に主演の相葉雅紀さんから皆さんにメッセージをお願いいたします。
相葉さん:本当にステキな作品で、きっと観たら恋をしたくなると思いますし斗真の照れ顔と、光君の鼻水も探してみてください。ぜひ楽しんでください。今日はありがとうございました。