10/24(金)、特別上映作品『STAND BY ME ドラえもん(英語吹替え版)』の上映前に、ドラえもんと声優の水田わさびさんの舞台挨拶が行われました。
⇒作品詳細
mic:司会のmicと申します。どうぞよろしくお願いいたします。本日は『STAND BY ME ドラえもん(英語吹替え版)』にお越しくださいまして、本当にありがとうございます。早速ゲストの方をお呼びしたいと思います。本作主演のドラえもんです。皆さん拍手でお迎えください。
ドラえもん:はいはーい。どうもどうも。よいしょ、よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・皆さんこんばんは!僕ドラえもんです!
mic:ようこそお越しくださいました!
ドラえもん:よろしくお願いします。
mic:ドラえもん、今日は来てくれて本当にありがとう。
ドラえもん:こちらこそありがとうございます。
mic:せっかくなので、もう一度、今日来てくださったお客さまにご挨拶をしてもらってもいいですか。
ドラえもん:はーい。皆さん、今日はお越しいただきありがとうございます。今日の『STAND BY ME ドラえもん』はなんと、特別に英語吹き替え版の上映なんです。日本のお友達はもちろん、世界中のお友達にも僕の映画を見てもらえて僕とってもうれしいです。日本でも世界でも僕らの映画をよろしくお願いします。
mic:ありがとうございます。では今のを英語に訳してもらいますね。
ドラえもん:英語・・・ちょっとちょっと。お姉さん、ちょっと待って。
mic:なんでなんで、早いな、どうした。
ドラえもん:今日は僕、挨拶だけは英語でお話しできるように練習してきました。
mic:本当に!?ドラちゃん、英語?皆さん聞きたいですか?
(観客拍手)
mic:聞きたい?あ、拍手きた!
ドラえもん:ありがとうございます。じゃあ僕から英語でご挨拶させていただいてよろしいでしょうか。
mic:お願いします。
ドラえもん:では、まいりますよ。うぉっほん!
ドラえもん:Hi, I’m Doraemon. Greetings everyone! How exciting that you’ve gathered here to view our film “STAND BY ME DORAEMON!” I hope you’re ready for an adventure with me, Nobi, and rest of our friends and family cause it’s gonna be fun! Oow, one of the things I like the best about the movie was time travel!
The other thing I liked was that it was so alive. That 3CGI is sure wonderful! I will be very happy if everyone from all over the world enjoys our film! Oh, I hope you will like it. Have fun!
mic:ありがとうございます。すごいね、ドラえもん。びっくりしちゃいました。
ドラえもん:僕ね、とってもがんばりましたよ。のび太君みたいにズルはしておりません。暗記パン使っておりません。翻訳コンニャク使っておりません。がんばりました。
mic:がんばりました、ドラえもんに拍手!
ドラえもん:ありがとう!
mic:すごかった。ということなんだけど、でももう一つ、聞きたいことがあります。ドラえもん、実はもう一人、素敵なゲストが今日は来てくれいるんですよね。
ドラえもん:えー、そうなの? もう僕英語しゃべっちゃったから、もう十分満足ですけど。
mic:いやいやいや。
ドラえもん:ゲストさん?
mic:はい。大事な方をちょっとお迎えしたいなと思うんですけれど。
ドラえもん:わかりました。
mic:いいですか? それでは早速お呼びいたしましょう。ドラえもんの声を演じられました、声優の水田わさびさんです。どうぞお入りください。
水田わさびさん(以下、水田さん):どうも、こんばんは。
mic:本日はお越しくださいましてありがとうございます。よろしくお願いします。
水田さん:よろしくお願いします。
mic:改めまして、本日お越しくださったお客さまにご挨拶をお願いします。
水田さん:わあ、なんかいつもと違って大人の人ばかり。
mic:だねー。
水田さん:はい。こういう舞台挨拶もすごく新鮮で今日は楽しみにしてきました。どうぞよろしくお願いします。水田わさびです。
mic:ありがとうございます。まずはこの『stand by me ドラえもん』、公開されましてなんと600万人以上の動員で、85億円を突破しました。
水田さん:これはもうホント、作品というのは演じる私たちはもちろん楽しいですけれども見てもらう皆さんがいるから成立することなので、本当に皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
mic:ありがとうございます。ということで今回はなんと世界59カ国での上映も決まっているんです。こうやって世界の方に見ていただけるというのは、どんなお気持ちですか。
水田さん:藤子・F・不二雄先生が『ドラえもん』という作品を世界中の子どもたちに夢と希望をというのが先生のメッセージですので、秘密道具がたくさんあるだけでも、夢と希望をたくさん先生の作品から私たちはもらっているのに、この作品を通して本当にリアルに世界中の子どもたちに夢と希望を形として伝えられるというのは、先生の生誕80周年の年に、こんな数字の話をしたらあまりよくないかもしれないですけれど、80億円を突破したっていう、本当に先生の偉大さにすごく今気づかされています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
mic:ありがとうございます。そして、これから皆さんには英語吹き替え版をご覧いただきますが、わさびさんは既にご覧になったんですね?
水田さん:吹き替え版のドラちゃんの声、聞きました。
mic:聞きました?さっきもドラちゃん英語で、活躍してくれましたけれど。
水田さん:若干、苦笑していらっしゃるお客さんもいらっしゃいますけれども。
mic:ねー、いらっしゃいますが。
水田さん:そういった事情でございます。
mic:はい、そういった事情でございます。でも、ご覧になっていかがでしたか。
水田さん:ドラちゃんって、私たちって英語の作品をみると格好いいなとか、クールだなって感じもするんですけれど、やっぱり可愛い。そして、英語って日本語より口の開く種類が多いんですよね。たしか。だから、喜怒哀楽を私、すごくつけるように芝居を意識しているんですけれども、五十音だけじゃなくより数が多いから、より喜怒哀楽がすごく藤子先生の、やっぱり元はギャグアニメなので、それに沿った形で感情が豊かになっていると思います。
mic:最後に一つ、質問をしたいんですけれども、これからご覧になられる作品というのはCGでもありますし、今までもドラえもん大好きな方もいらっしゃると思うんですけれども、本作ならではの魅力を教えてください。
水田さん:これはやっぱりF先生の原作そのものなんです。だからストーリーを知っていてもここまで感情が動くっていうのは、やっぱりCGの力っていうのは本当にすごいですし、ドラえもんて本当にいるし、将来会えるんじゃないかなって思えるぐらい、素晴らしいつくりになっていますので、目も口も鼻も、光っている鈴のその向こうもぜひ見てほしいです。素晴らしい作品です。もう私、鳥肌立ちましたので、ぜひぜひ素晴らしい作品を英語版で吹き替え版で見てもらって、本当に皆さん、最高に楽しんでいってほしいです。
mic:ありがとうございました。